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山麓苑は飲食店ですので、一年を通して、いつでもまんべんなくお客様に来ていただければ、それに越したことはありません。おかげ様で全く閑散という季節はないのですが、圧倒的に賑わう季節があります。他ならぬ桜の季節です。
この季節だけはアルバイトも大増員し、普段使わない駐車スペースも用意するなど、まさにてんてこ舞いのひと時。それだけ桜は日本人にとって魅力的な花なのでしょう。
開業当初から植え込んだ苗木が望み通りに成長し、山麓苑のゆるぎないシンボルとなりました。その数、4千坪に6百本。これがもし個人(企業)の所有でなければ、新聞などに載る開花情報に出てもよいのではないかと思ったりもしています。
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20060223-1sakura2.jpg 春に咲く桜は吉野桜、大島桜、八重桜、おかめ桜に山桜。どれもが違った艶やかさをもっており、また昼間と夜桜では全く別の趣を楽しむことができます。
一番多いのは、日本各地で最もポピュラーな吉野桜(ソメイヨシノ)。庭園に至る坂道には、覆いかぶさるように「桜のトンネル」ができあがり、派手にみな様をお出迎えします。この坂道をはじめ、苑内は各所をライトアップ。
公共の施設等では味わえない、食と桜の共演をお楽しみいただけます。

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桜が咲く前の約一ヶ月、梅の花が見ごろとなります。桜に比べて地味な感はありますが、近づく春を感じさせてくれるのは梅でしょうか。
庭園内にもいくらかは植えていますが、メーンは駐車場奥にある東側の斜面。ピークの頃は見た目もさることながら、香りも素晴らしいものです。やや急な斜面ですが、林道もありますので間近でお楽しみいただけます。

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新緑

桜の花が散ると桃色一色だった苑内が、日に日に鮮やかな緑へと変貌します。
どの種の葉がどんな風にといった具体的な話ではなく、その美しさを表す適当な言葉も見つかりません。とにかく苑内全体からものすごいエネルギーを感じることができます。
この時季の様子が一番好き・・・と言っていただくお客様も多く、店主もその一人であります。
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紫陽花

桜のインパクトがあまりに強烈で、それがお客様に強く印象づいてしまうのは仕方のないところです。
ただ、その魅力にばかり依存するわけにはいかず、桜とは別の名物を、と考えたのがあじさいでした。これも桜と同じくある程度のボリューム感が美しさを盛り上げます。
そこそこに成長したところで株を切り分けて、苑内の各所に植え込みました。その甲斐あって近年は、毎年写真を撮りに来てくださるお客様などもおられて、見せ物としての格好がついてきたところです。
2011年現在アジサイの苗や、挿し木して定植したもの、花や様で頂戴したものなど150種くらいあると思います。本数は1000本から1500本くらいになっているでしょうか。今年もたくさんの花が楽しめそうです。
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十月桜と紅葉

一番最初、桜の項にあった「春に咲く桜は・・・」という文言に疑問?を持たれた方もおられるでしょう。
実は山麓苑には十月桜といって十月から翌春にかけて長期間ひっそりと咲く珍しい桜があります。狂い咲きですか?などとたずねられることもしばしばですが、こういう種類なのです。そのつつましい姿、ぜひ実物をご覧ください。
多種多様な木々がある当店ですが、紅葉に関しては特別目立った演出はしておりません。しかし、まさにタイミング次第で素晴らしい秋を満喫いただけます。何かが特別にきれいに色づいた時には、当サイトでも情報を発信いたしますのでお見逃しなく。
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